・はじめに
明大祭は毎年約50000人もの来場者を集める大規模なイベントである反面、大量のゴミを出し、環境に負荷をかけてしまっています。
第128回明大祭実行委員会では、『地球に優しい学園祭』を運営したいと考え、環境に配慮した様々な取り組みを行っています。
・エコトレイの採用
飲食物の提供に使われる容器は、可燃ゴミとして扱われ、大量のゴミを発生させる要因となっています。
第128回明大祭では、その環境負荷を軽減するために、飲食物提供に用いられる全ての容器で、環境に配慮した『エコトレイ』を採用しています。
おわん型容器には、「ミンミ・リ・リパック」という、特殊フィルムで加工された容器を使用します。
この容器は、汚れの付いたフィルムをはがして捨て、きれいな容器を回収し、もう一度同じ容器として再生させることができ、ゴミの削減につながります。
通常のトレーや紙袋には、「パームヤシックス」という、植物由来の産業廃棄物を有効活用した素材から作られたものを使用します。
この素材を使用することで、産業廃棄物の削減、廃棄物処理で生じる温室効果ガスの削減、また木材資源消費の抑制等に貢献しています。
また、飲料を提供する紙コップは、「バガス」という、サトウキビの搾りかすを素材として作られたものを使用し、資源の有効活用にも努めています。
・エコレシピの推奨
環境に配慮した『エコトレイ』を使用しても、ミンミ・リ・リパック以外は最終的に可燃ゴミとして処理されてしまいます。
第128回明大祭では、「ゴミの削減」を目指し、容器を使わない料理『エコレシピ』を推奨しています。
具体的には、チョコバナナや綿あめなどの容器を使わない料理、もしくは紙袋だけで包装がすむ料理のことを指し、過剰包装を控えていきます。
・ゴミの分別
正確なゴミの分別は、環境負荷の軽減・資源の有効活用の基本です。
第128回明大祭では、ゴミの10分別回収を行うとともに、きちんとしたゴミの分別を行うため、会場内に特設ゴミ捨て場『ゴミステーション』を設置しています。
『ゴミステーション』にて、明大祭実行委員がゴミの分別のご案内・お手伝いをさせていただきますので、ご来場の際は、ご協力をお願いします。
